触覚フィードバック用ピエゾアクチュエーター:TDK 0904H014V060、1204H018V060
TDKは、触覚フィードバック用PowerHapピエゾアクチュエータシリーズから、小型の「0904H014V060」「1204H018V060」を発売した。アクチュエーターの特性に加え、逆圧電効果を用いたセンシング機能を備える。
TDKは2019年5月、触覚フィードバック用PowerHapピエゾアクチュエータシリーズから、小型の「0904H014V060」「1204H018V060」を発売した。アクチュエーターの特性に加え、逆圧電効果を用いたセンシング機能を備える。
触覚フィードバック用PowerHapピエゾアクチュエーター「0904H014V060」「1204H018V060」
0904H014V060のサイズは9×3.75×1.4mmで、加速度は3.3g、最大変位は15μm。1204H018V060のサイズは12×4×1.8mmで、加速度は5g、最大変位は27μm。ともに最大動作電圧は60V、100g質量負荷だ。
反応時間は1ミリ秒未満で、フィードバック当たりの消費電力は0904H014V060が0.35mJ、1204H018V060が0.6mJと少ない。
同社は、スマートフォン、タブレット、家庭用電気器具、ゲーム機器、VR/AR(仮想現実/拡張現実)機器、デジタイザーなどの用途を見込む。
- 無人搬送車向け1kWワイヤレス給電システム
TDKラムダは、無人搬送車(AGV)向けに、防じん、防水設計の1kWワイヤレス給電システム「WPX1000」を発表した。給電可能範囲のズレ許容差はX方向±30mm、Y方向±5mmと広く、装置停止範囲を拡大する。
- 診断機能の高い組み込みモーターコントローラー
TDKは、64Kバイトのフラッシュメモリと4KバイトのSRAMを備えた、車載用組み込みモーターコントローラー「HVC 4420F」を発表した。スマートアクチュエーターにおける拡張された診断機能により、自動車メーカーの要件に対応する。
- 定格電圧40Vの車載用小型金属磁性材インダクター
TDKは、車載用小型金属磁性材インダクター「TFM252012ALVA」シリーズを開発し、量産を開始した。3mm角以下の小型サイズながら定格電圧40Vを可能にし、車載12Vバッテリーから直接入力接続される電源回路で使用できる。
- 低背ユニット型ピーク負荷対応AC-DC電源
TDKは、薄型低背ユニット型のピーク負荷対応AC-DC電源「CUS200LJ」を発表した。自然空冷と伝熱放熱の2種類の放熱方式を選択でき、自然空冷では最大120Wまで、伝熱放熱では最大150Wまで使用できる。
- 効率93%、ユニット型電源の120W・240W出力モデル
TDKは、DINレール取り付け専用ユニット型電源「DRJ」シリーズに、120W出力モデル「DRJ120」と240W出力モデル「DRJ240」を追加する。制御回路設計や各種部品を最適化し、最大効率93%を達成している。
- 従来比で直流抵抗を半減した積層チップビーズ
TDKは2018年8月7日、電源ラインのノイズを除去する、積層パワーチップビーズ「MPZ0603-H」シリーズを開発したと発表した。従来比で直流抵抗が2分の1に、定格電流が2倍になっている。
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