コンガテックは、第8世代Intel Coreモバイルプロセッサ搭載のCOM Express Type 6モジュール「conga-TC370」、組み込み式3.5インチシングルボードコンピュータ「conga-JC370」、Thin Mini-ITXマザーボード「conga-IC370」を発表した。
コンガテックは2019年6月、第8世代Intel Coreモバイルプロセッサ(コード名:ウイスキーレイク)搭載のCOM Express Type 6モジュール「conga-TC370」、組み込み式3.5インチシングルボードコンピュータ(SBC)「conga-JC370」、Thin Mini-ITXマザーボード「conga-IC370」を発表した。Intel Core i7、Core i5、Core i3、Celeronを搭載し、最長15年間利用できる。
最大4つのコアを搭載し、従来の組み込み型「U」シリーズプロセッサに比べて性能が最大58%向上する。OSは、Windows10とLinuxに対応。メモリは、1つのプラットフォーム上で複数のOSアプリケーションを統合できるように設計されている。最大2400MT/sのDDR4 SODIMMソケットを2つ搭載し、合計64Gバイトまで利用可能だ。
転送速度10Gビット/秒のUSB3.1 Gen2をサポートし、圧縮していないUHD動画もUSBカメラや視覚センサーなどから転送できる。最大で4096×2304ピクセル、TSN対応付きのギガビットイーサネットを備えた計3つの60Hz独立UHDディスプレイに対応する。また、10W(800MHz)〜25W(ターボブーストモードで最大4.6GHz)まで拡張可能な15WのTDP(熱設計電力)を備えたインタフェースを提供する。
conga-JC370では、DisplayPort++や周辺デバイス用の電源供給にも対応するUSB-Cコネクターを介して、動画、タッチ、電源用に1つのケーブルでモニターを接続できる。
同社では、輸送、交通、医療機器、工業制御、組み込みエッジクライアント、HMIなどの組み込み用途などを想定している。
セルラーコネクティビティ対応i.MX6ULベースのSBC
小型ディスプレイ設計を支援するDLPチップセット
i.MX6UL搭載の組み込み無線モジュール開発キット
低消費電力の位置トラッカー開発ツール
マルチセンサーBLE開発プラットフォーム
USB PDとUSB-Cの充電設計開発キットを発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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