日本テキサス・インスツルメンツは(日本TI)、スマートフォンやタブレット、制御パネルなどの小型ディスプレイの設計を容易にする「DLP2000チップセット」(DLP:Digital Light Processing)と評価モジュール「DLP LightCrafter Display 2000 EVM」を発表した。
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は2017年8月、スマートフォンやタブレット、制御パネルなどの小型ディスプレイの設計を容易にする「DLP2000チップセット」(DLP:Digital Light Processing)と評価モジュール「DLP LightCrafter Display 2000 EVM」を発表した。
DLP2000チップセットは、0.2型のDLP2000 DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)、DLPデジタルディスプレイコントローラー「DLPC2607」、電源管理およびLEDドライバー「DLPA1000」で構成される。
同チップセットを搭載したDLP LightCrafter Display 2000 EVMは、8、16、24ビットのパラレルRGBビデオインタフェースやI2Cなどを備え、最大24ビットのRGBに対応するさまざまなプロセッサに接続できる。
また、プログラミングを容易にするソフトウェアドライバー群、TIのシングルボードコンピュータ「BeagleBone Black」向けのコード例も付属。開発者は、新しいアプリケーションへ高性能のDLP Picoディスプレイを簡単に実装できるようになる。
DLP2000の参考価格は19.99米ドルで、DLP LightCrafter Display 2000 EVMは99米ドルとなる。
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