本記事は、計測器専門の情報サイト「TechEyesOnline」から転載しています。
ドロッパ方式直流電源の基本構成は、下記のように平滑回路のあとに安定化回路が接続されている。
ドロッパ方式直流電源の安定化回路は、簡単な仕組みでできている。基本構成は下記の通りである。
ドロッパ方式の安定化回路の出力電圧と主な損失は、下記の式で表現できる。トランジスタが可変抵抗として動作するため、効率はよくない。
スイッチング電源方式の安定化回路は、ドロッパ方式に比べて複雑である。
スイッチング方式の直流電源は、出力が一定の電圧になるようにスイッチング素子の動作を制御する。
直流電源はさまざまな試験に利用できるようになっているために、多くの制御端子や電源の状態を示す信号出力がある。それぞれの端子が持つ機能を知れば、効率的な試験環境を作ることができる。
製品によって搭載されている外部制御端子、状態出力端子、通信インタフェースは異なるので、試験の目的にあった電源を選ぶ必要がある。
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