テレダイン・ジャパンは、テレダインテストツールブランドの新製品16種を発表した。同ブランドに直流安定化電源と電子負荷ソリューションのシリーズが追加されたことで、ほぼ全ての基本測定器の要件を満たすことができる。
テレダイン・ジャパンは2019年11月、テレダインテストツール(T3)ブランドの新製品16種を発表した。低価格オシロスコープ「T3DSO1000」シリーズ2機種、直流安定化電源「T3PS」シリーズ12機種、電子負荷ソリューション「T3EL」シリーズ2機種となる。価格は、例えば200MHzオシロスコープ「T3DSO1202A」が13万円、T3PSシリーズの「T3PS11230」が9万1000円、T3ELシリーズの「T3EL15060P」が26万円(各税別)。
今回、T3ブランドに直流安定化電源と電子負荷ソリューションのシリーズが追加されたことで、ほぼ全ての基本測定器の要件を満たすことができることになったという。エンジニアは機能や価格など幅広いラインアップから製品を選択できる。
オシロスコープに追加された2種は、サンプリング速度やメモリ長が従来製品の2倍となっている。2チャンネルで、チャンネル当たりのサンプリング速度は14Mポイント、標準メモリは1〜2Gサンプル/秒だ。
直流安定化電源は、非プログラマブルとプログラマブルの機種があり、USBまたはLAN経由でプログラムが可能。電源出力の波形表示機能、電圧および電流の高分解能数値表示機能などを備える。
電子負荷ソリューションは、最大300Wまでの負荷を提供し、プログラマブルおよび外部アナログ信号で制御できる。ハイレンジが1〜150V、0〜60A、ローレンジが1〜150V、0〜6AのT3EL15060Pと、ハイレンジ2.5〜500V、0〜15A、ローレンジ2.5〜500V、0〜1.5AのT3EL50015Pがある。
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