テレダイン・ジャパンは、13G〜25GHzの広帯域差動プローブ「DH」シリーズを発表した。複数のプローブリードを用意し、高速シリアルインタフェースやDDRメモリなどの用途に対応する。
テレダイン・ジャパンは2019年10月、13G〜25GHzの広帯域差動プローブ「DH」シリーズを発表した。複数のプローブリードを用意し、高速シリアルインタフェースやDDRメモリなどの用途に対応する。
差動プローブは、13GHz、16GHz、20GHz、25GHzの4帯域を用意。また、DH用のソルダーインリードとして、次世代DDR5向けの「DH-SI」と高速・小信号のシリアルインタフェース信号測定向けの「DH-SI-HS」の2種類をそろえる。
DH-SIは、25GHzにおいて3.5Vppのダイナミックレンジを持つ。差動入力抵抗は200kΩと負荷効果を最小限に抑え、次世代DDR5の検証に適応する。DH-SI-HSは、2Vppのダイナミックレンジでノイズ密度を15nV/√Hzに抑えることができる。両リードとも、長さは23cmで、プロービング点に柔軟に対応する。
オプションで広温度範囲リード「DH-HITEMP」も提供。−40〜+125℃の温度範囲で、16GHz帯域、3.5Vppのダイナミックレンジを確保する。また、高速ミックスドオプション「HDA125」で使用するQuickLinkソルダーインリードを、同シリーズのアダプター「DH-QL」と接続して使用すると、同一信号をデジタルとアナログで切り替えて観測できる。
各リードには、あらかじめ識別情報と校正情報が記録されている。DHシリーズの差動プローブ本体にリードが接続されると、各リードを自動で認識し、適切に校正を実施する。
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