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400G評価に対応するネットワークテスターアンリツ MT1040A

アンリツは、400G対応のネットワークテスター「MT1040A」を発売した。400Gイーサネットのほか、10M〜100Gインタフェースを同時に実装可能で、1台で複数の通信規格に対応する。

» 2020年08月05日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 アンリツは2020年7月、400G対応のネットワークテスター「MT1040A」を発売した。通信ネットワーク、データセンターの回線開通や保守、トラブルシューティングなどでの利用を見込む。

400G対応のネットワークテスター「MT1040A」

10M〜400Gビット/秒までの通信規格に対応

 MT1040Aは、バッテリーで駆動する、フィールド試験に適したポータブル測定器。400Gイーサネットのほか、10M〜100Gインタフェースを同時に実装可能で、1台でイーサネット、OTN、eCPRI、RoE、CPRI、OBSAI、ファイバーチャネルなど複数の通信規格に対応する。BER測定、スループット測定、フレームロス測定、遅延測定といった回線の伝送品質試験を実施できる。

 400GイーサネットのFEC(エラー訂正機能)解析機能を標準装備しており、QSFP-DDやOSFPなどの光モジュールの品質評価、400G装置の性能評価に対応する。OTDR測定モジュールを組み合わせることで、光ファイバー線路測定も可能だ。

 B5サイズの筐体に9インチのタッチスクリーンと操作性に優れたGUIを備え、インターネットクラウドサービス「SORA(ソラ)」を利用して簡単にリモート制御ができる。また、単体で自動試験や自動合否判定、レポート作成を実施でき、測定作業の効率化に貢献する。

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