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独自配列のワンタッチ嵌合丸型防水コネクター日本航空電子工業 JL10シリーズ

日本航空電子工業は、ワンタッチ嵌合丸型防水コネクター「JL10」シリーズのラインアップを拡充した。電源4極と信号2極の計6極を独自に配列したコネクターで、ロボット用サーボモーターの省スペース化に貢献する。

» 2020年11月19日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本航空電子工業は2020年11月、ワンタッチ嵌合丸型防水コネクター「JL10」シリーズのラインアップを拡充し、「18-A6」「22-A6」を追加したと発表した。電源4極と信号2極を小型サイズに収めたオリジナル配列のコネクターで、ロボット用サーボモーターの省スペース化に貢献する。

ワンタッチ嵌合丸型防水コネクター「JL10」シリーズ

電源4極と信号2極をコンパクトに配置

 極数は6極で、そのうち電源用が4極で、ブレーキ用が2極となる。MIL規格と異なる端子配置にしたことで、電源ブレーキ複合タイプでも電源用と同じシェルサイズにできる。

 また、ワンタッチロック嵌合により、操作性と耐振動性が高い。嵌合時のロック音、クリック感、合マークを確認することで、確実な嵌合ロックができる。アングルプラグは低背型で、ケーブルを8方向へ引き出せる。レセプタクルは、圧着結線方式により配線時の作業性が向上している。

 定格電圧は、電源用が250VAC、ブレーキ用が48VAC。1極あたりの定格電流は、18-A6が23Aおよび1A、22-A6が46Aおよび1A。産業用ロボットのほか、工作機械、半導体製造装置など産業機器での利用を見込む。

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