PCIe5.0 対応EDSFFインターポーザー：テレダイン・レクロイ EDSFFインターポーザー

テレダイン・レクロイは、PCIExpress 5.0に対応した、プロトコルアナライザー向けEDSFFインターポーザーを発売した。EDSFFタイプのSSDおよびデバイスに対応している。

» 2022年01月17日 09時00分公開

[EDN Japan]

　テレダイン・レクロイは2021年12月、PCIExpress 5.0に対応した、プロトコルアナライザー向けEDSFFインターポーザー（プロービングカード）を発表した。既に販売を開始している。

EDSFFインターポーザー

　EDSFFとは、EDSFFワーキンググループが開発するデータセンター用のストレージファームファクターを指す。同製品は、EDSFF（E1.S、E1.L、E3.x）タイプのSSDおよびデバイスに対応した。

データレートは最大32GT/秒

　PCI Express 5.0に対応したプロトコルアナライザー「Summit」ファミリーと組み合わせて動作する。最大32GT/秒のデータレートでPCIe5.0やNVMExpress（NVMe）、Compute Express Link（CXL）プロトコルを用いる製品をテストできる。

　同社が既にリリースしている「Teledyne LeCroy CrossSync PHY」テクノロジーを採用した。物理層とプロトコル層の双方を観測することで、SSDやデバイスの電力管理やリンクトレーニングのデバッグが可能となる。

PCIe Gen 5およびCXL対応のアナライザー
テレダイン・ジャパンは、PCIe 5.0およびCXL対応のプロトコルアナライザー「Summit T516」を発表した。転送速度は32GT/秒で、レーン幅は最大x16、バッファーメモリは256Gバイトとなっている。
M-PHY Gear 5対応アナライザー／エクササイザー
テレダイン・ジャパンは、M-PHY Gear 5およびUFS 4.0などに対応可能なプロトコルアナライザー／エクササイザー「Eclipse M52」を発表した。各種検証や規格適合試験、規格批准試験などが可能となっている。
15.6インチディスプレイ搭載オシロスコープ
テレダイン・レクロイは、オシロスコープの新機種「HDO6000B」シリーズを発表した。15.6インチ、1920×1080ピクセルの高解像度ワイドスクリーンディスプレイを搭載するほか、4K外部モニターにも対応する。
帯域400MHz、電圧範囲2kVの高電圧差動プローブ
テレダイン・レクロイは、400MHz帯域、電圧範囲2kVの高電圧差動プローブ「HVD3220」を発表した。最高0.35％のゲイン精度と優れたCMMRを備え、高速動作するパワーエレクトロニクスの測定に適している。
PCIe Gen4物理層コンプライアンス試験ソフトウェア
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、PCI Express 4.0（PCIe Gen4）試験を自動的に実施する物理層コンプライアンス試験ソフトウェア「QPHY-PCIE4-TX-RX」を発表した。PCIe Gen4で要求される16Gバイト/秒（GB/s）のデータレートに対応する。
CK440Q準拠のクロックジェネレーター
ルネサスエレクトロニクスは、次世代サーバ向けに、PCI Express 5.0に対応したCK440Q準拠のクロックジェネレーター「9SQ440」の販売を開始した。サーバのCPUやPCIeクロック向けに、中央集中型のクロックジェネレーターとして機能する。