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Nexperia 50μAツェナーダイオード:Nexperia 50μAツェナーダイオード

Nexperiaは、公称動作電圧1.8〜75Vの「50μAツェナーダイオード」製品群を発表した。表面実装をはじめ、さまざまなパッケージオプションを用意する。低バイアスのポータブルバッテリー駆動機器に適する。

» 2022年02月15日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 Nexperiaは2022年1月、公称動作電圧1.8〜75Vの「50μAツェナーダイオード」製品群を発表した。表面実装(SMD)をはじめ、さまざまなパッケージオプションを用意する。モバイル、ウェアラブル、車載、産業アプリケーション用途の低バイアスのポータブルバッテリー駆動機器に適する。既にサンプル出荷と量産を開始している。

「50μAツェナーダイオード」 出所:Nexperia

 新製品の非繰り返しピーク逆消費電力は40W以下、総消費電力は300mW以下で、低ダイナミック抵抗が特徴だ。また、AEC-Q101とISO/TS16949車載品質規格に適合した「Q」シリーズも用意している。

 SOT23(BZX8450)、SOD323(BZX38450)、SOD523(BZX58550)のSMDパッケージ、DFN1006BD-2(BZX8850S)のリードレスパッケージを選択可能で、パッケージごとに動作電圧の異なる40種類をラインアップする。

サイドウェッタブルフランク採用の小型DFNリードレスパッケージも用意

 中でも、DFNパッケージ品は、1.0×0.6×0.47mmと小型で、リード付きパッケージと比べて最大60%実装スペースを削減できる。また、サイドウェッタブルフランク(SWF)を採用し、自動光学検査(AOI)が利用できる。さらに、高い全許容損失(Ptot)、リード付き製品より低い動作温度と、システムの信頼性向上にも貢献する。

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