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前世代比2倍の性能、PCIe4.0対応のNVMe SSDキオクシア KIOXIA XD7Pシリーズ

キオクシアは、ハイパースケールデータセンターやエンタープライズサーバ向けのNVMe SSD「KIOXIA XD7P」シリーズを発表した。EDSFF E1.Sフォームファクターを採用し、容量は最大7.68Tバイトを予定している。

» 2022年11月07日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 キオクシアは2022年10月、ハイパースケールデータセンターやエンタープライズサーバ向けのNVMe SSD「KIOXIA XD7P」シリーズを発表した。EDSFF(Enterprise and Data Center SSD Form Factor) E1.Sフォームファクターを採用し、大規模データの高速処理に適する。

前世代から約1.5〜2倍の性能

 KIOXIA XD7Pシリーズは、同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」第5世代品と独自のコントローラーを搭載し、容量は最大7.68Tバイトを予定している。ヒートシンクオプションを備え、9.5、15、25mmと高さの違う3種類を展開する。

 OCP(Open Compute Project) Data Center NVMe SSD仕様に準拠し、PCIe 4.0およびNVMe 2.0に対応する。前世代の「KIOXIA XD6」シリーズと比較して、約1.5〜2倍のシーケンシャルライト性能、ランダムリードおよびランダムライト性能を目指す。

 現在、PCIe 4.0対応の評価用サンプルを出荷中だ。PCIe 5.0対応品も開発中で、ニーズに合わせて順次発売する。オプションとして、「TCG Opal SSC SED」をサポートしたセキュリティ対応モデルの提供も予定している。

データセンターやエンタープライズ向けNVMe SSD「KIOXIA XD7P」シリーズ 出所:キオクシア

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