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PCIe 4.0対応のクライアントSSDキオクシア KIOXIA XG8シリーズ

キオクシアは、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD「KIOXIA XG8」シリーズの評価用サンプルを、PC OEM顧客に向けて出荷開始した。容量は512G〜4096Gバイトとなっている。

» 2022年05月17日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 キオクシアは2022年4月、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD 「KIOXIA XG8」シリーズの評価用サンプルを、顧客に向けて出荷開始した。ハイエンドラップトップPCやデスクトップPC、ワークステーション、ゲーミングシステム、データセンターの起動アプリケーションといった用途に適する。

クライアントSSD 「KIOXIA XG8」シリーズ 出所:キオクシア

容量は512G〜4096Gバイトを用意

 同社の3D NANDフラッシュ「BiCS FLASH」の第5世代を採用。M.2タイプ2280(22×80mm)のフォームファクターを用いており、PCIe Gen4の4レーンに対応する。容量は512G、1024G、2048G、4096Gバイトを揃えた。

 NVMe 1.4やSMBusといった機能にも対応する。SMBusによりSSDの温度などの動作状態をホスト機器側でモニタリングし、SSDの動作パフォーマンス向上に適した条件を設定できる。

 また、データを強制シャットダウンから保護する電源断通知機能をサポートした。サイドバンド信号は1.8Vと3.3Vに対応しており、より多くのプラットフォームに適合する。

 セキュリティ機能では、TCG Pyrite 2.01もしくはTCG Opal 2.01にオプション対応している。

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