キオクシアは、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD「KIOXIA XG8」シリーズの評価用サンプルを、PC OEM顧客に向けて出荷開始した。容量は512G〜4096Gバイトとなっている。
キオクシアは2022年4月、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD 「KIOXIA XG8」シリーズの評価用サンプルを、顧客に向けて出荷開始した。ハイエンドラップトップPCやデスクトップPC、ワークステーション、ゲーミングシステム、データセンターの起動アプリケーションといった用途に適する。
同社の3D NANDフラッシュ「BiCS FLASH」の第5世代を採用。M.2タイプ2280(22×80mm)のフォームファクターを用いており、PCIe Gen4の4レーンに対応する。容量は512G、1024G、2048G、4096Gバイトを揃えた。
NVMe 1.4やSMBusといった機能にも対応する。SMBusによりSSDの温度などの動作状態をホスト機器側でモニタリングし、SSDの動作パフォーマンス向上に適した条件を設定できる。
また、データを強制シャットダウンから保護する電源断通知機能をサポートした。サイドバンド信号は1.8Vと3.3Vに対応しており、より多くのプラットフォームに適合する。
セキュリティ機能では、TCG Pyrite 2.01もしくはTCG Opal 2.01にオプション対応している。
PCIe Gen 5対応SSDコントローラー
PCIe5.0 対応EDSFFインターポーザー
USB4準拠の高速伝送用レセプタクルコネクター
MIPI M-PHY v5.0対応の組み込み式フラッシュ
最大7.68Tバイト、105万IOPSのPCIe 5.0向けNVMe SSD
PCIe4.0、NVMe1.3cに対応したSSDCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.