キオクシアは、「XFM DEVICE(XFMD) Ver.1.0」規格に準拠したPCIeおよびNVMeリムーバブルストレージデバイス「XFMEXPRESS XT2」の評価用サンプルを開発した。
キオクシアは2022年6月、「XFM DEVICE(XFMD) Ver.1.0」規格に準拠したPCIeおよびNVMeリムーバブルストレージデバイス「XFMEXPRESS XT2」の評価用サンプルを発表した。OEMメーカー向けに256Gバイト、512Gバイトモデルの出荷を開始している。
XFMD Ver.1.0は、JEDECが2021年8月に公開したPCIeおよびNVMeリムーバブルストレージデバイス向けの規格だ。キオクシアによると、XFMEXPRESS XT2は同規格に準拠した業界初の製品となる。
XFMEXPRESS XT2は、保守やアップグレードの際に容易に交換可能で、保守性と機能性に優れている。そのため、搭載機器における設計上の技術的制約を軽減する。
インタフェースには、PCIe Gen4.0(2レーン)やNVMe 1.4bを採用した。サイズは14×18×1.4mm。ウルトラモバイルPCなどの各種モバイル機器やIoT(モノのインターネット)向け製品での用途に適する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.