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冗長電源向けプライマリーLDOレギュレーターローム BD7xxL05G-C

ロームは、プライマリーLDOレギュレーターの新製品「BD7xxL05G-C」シリーズを発表した。2.9×2.8mmと小型ながら耐圧が最高45V、消費電流が6μAとなっており、常時駆動を要する冗長電源の構築に適する。

» 2023年01月16日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ロームは2022年12月、冗長電源に適したプライマリーLDOレギュレーター「BD7xxL05G-C」シリーズを発表した。2.9×2.8mmと小型ながら耐圧が最高45V、消費電流が標準6μAで、常時駆動を要する冗長電源の構築に適する。

プライマリーLDOレギュレーター「BD7xxL05G-C」シリーズ プライマリーLDOレギュレーター「BD7xxL05G-C」シリーズ 出所:ローム

 同社のアナログ制御技術により、バッテリーの電圧が激しく変動する際も安定した出力電圧を保つことができる。オーバーシュートが0.1V前後となっており、出力コンデンサーの小型化が可能。一般品を用いた冗長電源回路に比べ、基板面積を約29%削減できる。

AEC-Q100準拠

 外乱ノイズへの耐性にも優れる。ISO 11452-2のアンテナ照射試験では、試験範囲の全周波数で出力電圧がほぼ変動しなかった。動作温度範囲は−40〜+150℃で、車載向け電子部品規格「AEC-Q100」に準拠する。

 同年12月から月産4万個で量産を開始。サンプル価格は1個当たり150円(税別)となる。インターネット販売にも対応している。

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