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ADAS向け車載LDOレギュレーターローム BUxxJA3DG-C

ロームは、ADAS用のセンサーやレーダーなど向けに、車載LDOレギュレーター「BUxxJA3DG-C」シリーズを発表した。1.7〜6.0Vの幅広い入力電圧に対応し、1.8Vの電源系統にも使用できる。

» 2022年09月13日 18時20分 公開
[EDN Japan]

 ロームは2022年8月、ADAS(先進運転支援システム)用のセンサーやレーダーなど向けの車載LDOレギュレーター「BUxxJA3DG-C」シリーズを発表した。既に販売を開始しており、サンプル価格は1個当たり150円(税別)。

車載LDOレギュレーター「BUxxJA3DG-C」シリーズ 出所:ローム

 6種をラインアップし、いずれも2.9×2.8×1.25mmのSSOP5パッケージを採用する。出力電流は最大300mA。入力電圧は製品によって異なり、「BU12JA3DG-C」が1.7〜6.0Vと同シリーズで最も広い入力電圧に対応した。1.8Vの電源系統にも使用できる。

出力ノイズを55μVrmsに低減

 出力ノイズは55μVrmsで、同等製品に比べ40%低減した。微小な電気信号を出力するセンサーなどへの影響を抑えることができる。出力電圧は1.2〜3.3V。動作温度範囲は−40〜+150℃、出力電圧精度は±2%、出力コンデンサー容量は1〜47μF、静止電流は37μAとなる。

 同月より量産を開始しており、当面は月産6万個体制で生産する。センサー、レーダー、カメラなどの車載ADAS系や車載インフォテインメント系、ノイズを気にする車載アプリケーションのセカンダリー電源用途などに適している。

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