STマイクロエレクトロニクスは、同社のBluetooth Low Energy SoCやワイヤレスマイクロコントローラーに最適化したアンテナ整合IC「MLPF-NRG-01D3」「MLPF-WB-02D3」を発表した。
STマイクロエレクトロニクスは2023年2月、同社のBluetooth Low Energy(LE) SoC(System on Chip)「BlueNRG-LPS」やワイヤレスマイクロコントローラー「STM32WB1x」「STM32WB5x」に最適化した、アンテナ整合IC「MLPF-NRG-01D3」「MLPF-WB-02D3」を発表した。
外部アンテナで最適なRF出力や受信感度を確保するために必要となる、フィルターおよびインピーダンス整合回路を1チップに統合している。アンテナ側の公称インピーダンスは50Ω。2.4GHzのローパスフィルターを採用し、FCCやARIB、ETSIなどの無線通信規格への準拠を容易にする。
また、同社の集積型受動デバイスのプロセス技術を用いて、ガラス基板上に回路素子を形成した。挿入損失を抑え、ディスクリート部品を使用した回路に比べて高い性能を有する。
パッケージは、リフロー後の外形サイズ630μmのCSPを採用した。バンプピッチは0.4mm。既に量産を開始していて、単価は1000個購入時で約0.14米ドルとなっている。
表面実装型パッケージの車載用パワーモジュール、STマイクロ
第3世代SiCパワーMOSFET採用のパワーモジュール
USB PD規格準拠の製品設計を簡略化
ゲイン帯域幅6MHzのオペアンプ
最大75V入力の同期整流式降圧レギュレーターCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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