スタンドアロンWi-Fiモジュール、ユーブロックス:u-blox IRIS-W1
ユーブロックスは、スタンドアロンWi-Fiモジュール「u-blox IRIS-W1」を発表した。デュアルバンドWi-Fi 6やBluetooth LE5.3、Thread、Matterに対応する。
ユーブロックスは2023年3月、スタンドアロンWi-Fiモジュール「u-blox IRIS-W1」を発表した。デュアルバンドWi-Fi 6やBluetooth LE(Low Energy)5.3、Threadに対応し、スマートホーム規格「Matter」もサポートする。
スタンドアロンWi-Fiモジュール「u-blox IRIS-W1」 出所:ユーブロックス
Arm Cortex-M33ベースのマイクロコントローラーを搭載するため、外部処理ユニットが不要になり、コスト削減や省スペースでの設計が可能になる。また、RAMやフラッシュメモリの処理能力を生かして、高度なアプリケーションを開発できる。
セキュリティ面では、「NXP EdgeLock」や「Arm TrustZone」を採用。最終製品の機密性やデータの整合性、信頼性を高める。
Wi-Fiチャンネルの周波数帯は、2.4GHzと5GHzのいずれかを選択できる。また、バッテリー駆動型デバイスとの互換性を有する。
FA(ファクトリーオートメーション)や医療機器、スマートビルディング、スマートホーム、EV(電気自動車)充電、産業用電動工具といった用途に適する。
- Wi-Fi、BLEデュアルバンドモジュール
ユーブロックスは、Wi-FiとBluetooth LEのデュアルバンドモジュール「NORA-W3」シリーズを発表した。2つの小型マイクロコントローラーを搭載し、モジュール上で完全な通信ファームウェアを動作可能にする。
- 最小クラスのセルラーLTE Cat 1モジュール
ユーブロックスは、セルラーLTE Cat 1モジュール「LARA-R6」「LENA-R8」を発表した。複数の地域で認定された5つのバリエーションをそろえ、単一のSKUでシームレスなグローバルローミングが可能となっている。
- 最小のBluetooth AoAアンテナボード
ユーブロックスは、Bluetooth AoAアンテナボード「ANT B11」を発表した。アプリケーションボードと組み合わせることで、屋内測位用のAoAのアンカーポイントとして機能する。
- 動作検証済みソリューション10種を公開、ルネサス
ルネサス エレクトロニクスは、車載用製品と非車載用製品を組み合わせたソリューション「ウィニング・コンビネーション」10種を公開した。EV充電器や車両のクラスタ制御向けなどのソリューションで、エンジニアがあらかじめ設計検証をしている。
- プレミアムAIoTデバイス向けSoC
MediaTekは、AIoTデバイス向けSoC「Genio 1200」を発表した。オクタコアCPU、5コアGPU、2コアAIプロセッサを搭載し、スマート家電、工業用IoTアプリケーション、AI搭載デバイスなど、プレミアムAIoTに適する。
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