アイチップス・テクノロジーは、4K60Hzに対応した3×3のクロスポイントスイッチLSI「IP00C251」を開発した。1チップで最大3系統の4K60Hz画像を入出力できる。
アイチップス・テクノロジーは2023年7月、4K 60Hzに対応した3×3のクロスポイントスイッチLSI「IP00C251」を開発したと発表した。参考価格は17米ドル(約2430円/1000個発注時)。
同製品は、1チップで最大3系統の4K60Hz画像の入出力が可能。4K60Hz画像を複製、選択できるため、高度なシステム構成に対応できる。
クロスポイントスイッチ機能を用いることで、高速シリアルインタフェースのフォーマット変換にも対応する。V-by-One HS信号とLVDS信号を相互に変換できる。
同製品をブリッジとして使用することにより、V-by-One HS信号に対応した高価なFPGAではなく、LVDS信号のみに対応した安価なFPGAを採用してシステムを構成できる。
複数使用すれば、4K60Hz画像の8×8などの多入力、多出力のシステム構築や、8K画像において必要となる2サンプルインターリーブ信号から4短冊信号への変換も可能となる。パッケージは、19×19mmでボールピッチ0.8mmの385ピンプラスチックBGAを採用した。
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