キーサイト・テクノロジーは、ハードウェアアクセラレーションを備えたオシロスコープ「Infiniium MXR B」シリーズを発表した。異常検出やゾーントリガー、RTSAなどの自動デバッグツールを搭載している。
キーサイト・テクノロジーは2023年10月、ハードウェアアクセラレーションを備えたオシロスコープ「Infiniium MXR B」シリーズを発表した。8つの測定器の機能を1台に統合した、ベンチトップソリューションとなる。
同シリーズは、異常検出やゾーントリガー、リアルタイムスペクトラム解析、50MHz任意波形発生器といった自動デバッグツールを搭載した。異常検出やパワーインテグリティ解析、デザインコンプライアンステスト、全チャンネル同時のマスクテスト、50以上のシリアルプロトコルのプロトコルデコードなどを自動化する。
ハードウェアアクセラレーション解析と合わせることで、テストやデバッグを効率化できる。一般的なオシロスコープと比較して、テスト結果を取得するまでの時間を60%以上短縮可能だ。
全ての機能がアップグレードに対応可能。対象要件の変化に応じて機能を追加できる。波形更新レートは20万波形/秒、サンプリングレートは毎秒16Gサンプル/秒、帯域幅はチャンネルの使用にかかわらず最大6GHzとなっている。
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