ビシェイ・インターテクノロジーは、10Mボーの高速オプトカプラ5製品を発表した。供給電流と標準ターンオン閾値電流が低く、データ通信や自動化機器などのノイズ絶縁、グラウンドループの解消に適している。
ビシェイ・インターテクノロジーは2023年12月、10Mボーのオプトカプラ「VOH260A」「VOIH060A」「VOWH260A」「VOH263A」「VOIH063A」を発表した。既にサンプル品と製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は6週間となっている。
いずれも、チャンネルごとの供給電流を最大5mAに抑えた。電圧供給範囲は2.7〜5.5Vで、標準ターンオン閾値電流は2mAとなっている。マイクロコントローラーを直接接続する際、追加のドライバステージが不要となるため、設計を簡素化できる。
最小15kV/マイクロ秒のCMTI(共通モードトランジェント耐性)を備えた内部シールドを採用。データ通信やレベルシフト、高速A-DおよびD-A変換、自動化機器、モータードライブなどの、ノイズ絶縁やグラウンドループの解消といった用途に適する。
5製品はRoHSに準拠し、最大定格絶縁耐圧が5000VRMSで、絶縁距離は5〜10mm。また、1000V超の動作電圧にも対応可能だ。VOH260A、VOIH060A、VOWH260Aが単一チャンネル、VOH263A、VOIH063Aがデュアルチャンネルとなっている。デュアルチャンネルの2製品は、低電圧マイクロコントローラーやI2C、SPIバスシステムと使用できる。
パッケージは、DIP-8、SMD-8、SOIC-8から選択できる。
AEC-Q102準拠のリニアオプトカプラ
過電流保護機能搭載ゲートドライバーカプラー
軍用Hレベルの衝撃/振動性能を備えた湿式タンタルコンデンサー
6.5×10.5mmの同期降圧レギュレーターモジュール
2kW以上に対応する第4世代のパワーMOSFETCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.