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積和演算性能が最大6倍に、車載向けDSP IPコア「Tensilica IP」を拡張

ケイデンス・デザイン・システムズは、車載向けのDSP(デジタルシグナルプロセッサ) IPコア「Vision 341 DSP」「Vision 331 DSP」を発表した。4Dイメージングレーダー用途向けの「Cadence Tensilica Vision 4DR Accelerator」との併用で、3倍以上の性能向上が可能になる。

» 2024年03月21日 09時00分 公開
[EDN Japan]
車載向けのDSP(デジタルシグナルプロセッサ) IPコア「Vision 341 DSP」「Vision 331 DSP」 車載向けのDSP IPコア「Vision 341 DSP」「Vision 331 DSP」 出所:ケイデンス・デザイン・システムズ

 ケイデンス・デザイン・システムズは2024年2月、「Tensilica IP(Intellectual Property)」ポートフォリオの一環として、車載向けのDSP(デジタルシグナルプロセッサ) IPコア「Vision 341 DSP」「Vision 331 DSP」を発表した。

 Vision 341 DSPは1024ビットで、Vision 331 DSPと比べて2倍のMAC(積和演算)性能を有する。同社従来品の「Vision 230 DSP」と比べて性能が最大6倍向上した。Vision 331 DSPは512ビットで、特定の4Dイメージングレーダーに対し、最大4倍のワークロードに対する性能およびエネルギー効率を提供する。

 また、4Dイメージングレーダー用途向けの「Cadence Tensilica Vision 4DR Accelerator」と併用することで、Vision 341 DSP単独と比べて3倍、Vision 331 DSP単独と比べて5倍の性能向上が可能になる。Vision 4DR Acceleratorは、2024年4〜6月期の一般出荷を予定している。

TIE言語対応

 ともにTIE(Tensilica Instruction Extension)言語に対応。命令セットをカスタマイズできる。また開発者は、同社のSDK(ソフトウェア開発キット)「Cadence NeuroWeave」を利用できる。

 コンピュータビジョンやレーダー、イメージング、LiDAR用途に向けに、1700以上のOpenCVベースのVisionライブラリ関数やSLAM Library、レーダーライブラリ、PCL(Point Cloud Library)、OpenCL、Nature DSPライブラリ、Halideのコンパイラをサポートした。いずれのコアも、ASIL B(ランダム故障)およびASIL D(システム故障)認証を取得している。

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