サンケン電気は、TV/白物家電向けの高速整流ダイオード「SPNS-1106S」の量産を開始した。低VFタイプの面実装型TO252-2Lを採用し、フローはんだとリフローはんだの2つの実装方法に対応する。
サンケン電気は2024年11月、TV/白物家電向けの高速整流ダイオード「SPNS-1106S」の量産を開始した。低VFタイプの面実装型TO252-2Lを採用し、フローはんだとリフローはんだの2つの実装方法に対応する。
SPNS-1106Sは、高速整流ダイオードの重要特性となる順方向降下電圧を1.3Vまで低減している。低VF特性と共に高速リカバリー特性を備え、損失を低減する。ライフタイム制御を最適化し、逆方向回復時間を100ナノ秒とした。
平均順方向電流は10.0A、サージ順方向電流は100A、ピーク繰り返し逆電圧は600V。順方向降下電圧は1.3V、逆方向漏れ電流は100μAで、熱抵抗は5℃/Wだ。質量は0.32g、接合部温度は−55〜+150℃に対応する。
主な用途として、テレビ、白物家電向けのPFC回路やオフライン降圧昇降圧コンバーターのフリーホイールダイオード(回生ダイオード)などに適する。
同社はこれまで、挿入型パッケージで10Aクラスの高速整流ダイオードを提供してきた。今回新たに面実装型を追加したことで、電源回路の小型化に寄与する。
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