旭化成エレクトロニクス(AKM)は、D-Aコンバーター「AK4497S」「AK4498EX」の販売を開始した。AK4497Sが車載対応の32ビット品、AK4498EXがデジタル/アナログ完全分離品となっている。
旭化成エレクトロニクス(AKM)は2025年6月、同社の車載サウンドデザイン技術「VELVET SOUND」を採用したD-Aコンバーター(DAC)「AK4497S」「AK4498EX」の販売開始を発表した。
AK4497Sは、車載対応の32ビットステレオDACだ。6種類のサウンドカラーデジタルフィルターを搭載し、PCM 768kHzおよびDSD512に対応。ハイレゾリューション音源を再生できる。
AK4498EXは、デジタル回路とアナログ回路を完全分離した2チップソリューションとなっていて、聴感上のノイズを削減した。同社のデジタルデータコンバーター「AK4191」と組み合わせることで、PCM 1536kHz、DSD1024までの超ハイレゾ音源を再生できる。
両製品とも、同社のVELVET SOUNDテクノロジーを用いたSwitched Capacitor DAC方式を採用した。USB DACやワイヤレススピーカーシステム、CDおよびSACDプレイヤー、サウンドバー、電子楽器、デジタルオーディオプレーヤー、デジタルミキサー、オーディオインタフェースといった用途に適する。
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