リテルヒューズは、0〜360度の角度測定が可能なTMR角度センサー「LF53466」「LF53464」シリーズを発表した。角度誤差をそれぞれ0.8度未満、0.6度未満に抑えている。
リテルヒューズは2025年8月、0〜360度の角度測定が可能なトンネル磁気抵抗(TMR)角度センサー「LF53466」「LF53464」シリーズを発表した。9月中旬に発売予定で、LF53466は3000個、LF53464は4000個のテープまたはリール形式で提供する。
両シリーズは、TMR技術を用いたデュアルプッシュプル型ホイートストンブリッジ構成を採用。4つのセンシング素子を備えることで、X軸、Y軸に沿った正確な角度検出が可能だ。
LF53466は、200〜800Gsの磁場範囲で誤差を0.8度未満に抑えた。パッケージはTSSOP8を採用している。ステアリングホイール角度センサーやペダル位置センサー、非接触ポテンショメーターといった車載、産業用途に適する。
LF53464は、角度誤差0.6度未満の高い精度に加え、広いエアギャップ対応力を備える。パッケージは、小型のLGA8Lを採用。ロータリーエンコーダーやノブ、バルブ位置検出などに適する。
動作温度範囲はLF53466が−40〜+150℃、LF53464が−40〜+85℃で、電源電圧はそれぞれ1〜5.5V、1〜7V。ピーク電圧は、LF53466が300V、LF53464が340Vになる。
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