Voragoは、従来の宇宙グレード品より大幅に低コストなLEOミッション向け耐放射線マイコンを発表した。衛星コンステレーションの信頼性向上と迅速な導入を可能にする。
Voragoは、低軌道(LEO)ミッション向けの耐放射線マイコン4製品発表した。これらは従来の宇宙グレード部品と比べて大幅に低コストだという。これらの製品は、高リスクなアップスクリーン済みCOTS部品に代わる、経済的な選択肢を提供するとしている。
Arm Cortex-M4プロセッサを搭載するこれらRadiation-Tolerant by Design(RTbD)マイコンは、Voragoの放射線耐性製品「HARDSIL」と比べて価格を約75%低減している。RTbD製品群には、長期ミッション向けのVA42620およびVA42630に加え、短期間または低軌道ミッション向けにコストを最適化したVA42628およびVA42629が含まれる。放射線保護機能をシリコンに直接組み込むことで、これらのマイコンは衛星コンステレーションが抱える信頼性の課題に対応し、従来のマルチチップ冗長化手法よりも効率的なソリューションを提供する。
4製品はいずれも30krad(Si)超の総線量(TID)耐性を備え、VA42630は256KBの不揮発性メモリを内蔵している。長期ミッション向けデバイスは、より過酷な軌道環境や主飛行制御用途を想定して設計されている。一方、コスト最適化品は、熱制御や局所的な電源管理を主な用途としている。これらのチップは既存のアーキテクチャに再設計なしで組み込むことができ、迅速な展開を可能にする。
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