Wolfspeedは、パワーサイクル耐性を最大3倍に高めた1200V SiCパワーモジュールを発表した。eモビリティ用途向けに高電流化と低損失化を実現する。
Wolfspeedの1200V 6パックパワーモジュール「YM」は、同一の業界標準フットプリントを採用する同等製品と比べて、最大3倍のパワーサイクル耐性を実現する。同社によると、同モジュールはインバーター電流も15%向上している。
第4世代SiC MOSFETを採用する同モジュールは、eモビリティ向け推進システムや自動車用トラクションインバーター、ハイブリッド電気自動車に向けたものだ。YMパッケージは、直接冷却型のピンフィンベースプレート、焼結ダイアタッチ、硬質エポキシ封止材、銅クリップ接続を採用している。最適化された電力端子レイアウトによってパッケージのインダクタンスを最小化し、オーバーシュート電圧を抑制するとともにスイッチング損失を低減している。
1200V耐圧で定格電流のバリエーションは700A、540A、390Aを用意。25℃におけるオン抵抗はそれぞれ1.6mΩ、2.1mΩ、3.1mΩだ。Wolfspeedによると、これらのモジュールは125℃におけるオン抵抗を前世代比で22%改善し、動作温度全域でターンオンエネルギーを約60%低減している。
従来品に比べスイッチング損失を半減、SJ構造を用いた耐圧600VのMOSFET
長寿命の1200V SiC MOSFETパワーモジュール、ビシェイ
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高スイッチング周波数用途向け第6世代のMOSFETCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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