日本航空電子工業は、USB Type-C準拠のレセプタクルコネクター「DX07」シリーズに、修理性が向上したコンプレッションタイプを追加した。EUの「ESPR」とフランスの「Repairability Index」に対応した製品だ。
日本航空電子工業は2026年1月、USB Type-C準拠のレセプタクルコネクター「DX07」シリーズに、修理性が向上したコンプレッションタイプを追加した。EUの「持続可能な製品のためのエコデザイン規則(ESPR)」とフランスの「修理可能性スコア(Repairability Index)」に対応した製品だ。
新製品は、基板上の金めっきパッドにばね性を持つコンタクトを押し当てる、コンプレッション接続を採用。はんだ付けが不要で、コネクターの破損時にドライバー1本で交換できる。高強度かつ高精度な金属射出成形(MIM)製シェル構造により、耐衝撃性と耐久性を高めた。
24極の「DX07B024ZJ1」と48極の「DX07B048ZJ1」をラインアップし、定格電流は最大5A、定格電圧48Vrms。接触抵抗は初期40mΩ以下、絶縁抵抗は初期100MΩ以上で、−40〜+85℃の温度範囲で使用できる。挿抜寿命は1万回を保証し、リバーシブル構造によりプラグの表裏方向に関係なく挿抜が可能だ。
EUでは2024年にESPRが施行され、製品の修理性や耐久性、再利用性、リサイクル性に関する設計要件を設定。情報通信技術(ICT)機器を含む、ほとんどの物理的製品が規制対象になっている。フランスのRepairability Indexでは、「分解の容易さ」など5つの基準で修理のしやすさを評価し、消費者への情報提供が義務付けられた。
今回追加した2製品はリペア性と堅牢性が向上したことで、これらの制度に対応できる。ノートPCやモニター、ドッキングステーションなどのPC周辺機器での利用を見込む。
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