Nordic Semiconductorは、セルラーIoT向けに新製品群を発表した。衛星通信やエッジAIに対応し、低消費電力かつ高機能な接続基盤を提供する。
Nordic Semiconductorは、超低消費電力セルラーIoTポートフォリオを拡張し、Cat 1 bisや衛星NTN、エッジAIを備えた高度なLTE-M/NB-IoT製品を発表した。実績あるnRF91シリーズを基盤とした「nRF92」および「nRF93」シリーズで、グローバル接続に対応するスケーラブルでセキュアなプラットフォームを提供する。
LTE-M/NB-IoTおよび衛星NTN対応のnRF92シリーズは、同社で最小かつ最も高集積で電力効率に優れたセルラーソリューションを実現する。高性能アプリケーションMCUに加え、Axonニューラルプロセッシングユニット、マルチコンステレーションGNSS受信機、Wi-Fi測位、センサーコプロセッシングを統合している。既に主要顧客向けのサンプリングを開始していて、一般提供は2027年初頭を予定している。
nRF93M1は、MCU、LTEモデム、GNSS受信機、Wi-Fi測位を統合したLTE Cat 1 bisセルラーIoTモジュールだ。最大10Mビット/秒(bps)の下りおよび5Mbpsの上り通信をサポートし、グローバルなLTEカバレッジに対応していて、低消費電力かつコンパクトな用途向けに設計されている。このモジュールは、デバイス管理、ファームウェア更新、位置情報サービスに対応するnRF Cloudと互換性がある。現在、主要顧客がnRF93M1を用いた製品開発を進めていて、一般提供は2026年半ばに開始予定という。
さらにNordicは、nRF91シリーズを強化し、3GPP準拠のGEOおよびLEO衛星NTN接続と、公共ネットワークが利用できない場合でも接続を維持するためのサブギガヘルツフォールバック機能を追加した。また、ホスト−モデム設計にセルラー接続を容易に追加できるコンパクトなスマートモデムであるnRF91M1モジュールも発表した。
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