セルラーIoT対応2Gフォールバック機能内蔵モジュール:ユーブロックス u-blox LEXI-R4
ユーブロックスは、LTE-MおよびNB-IoT帯域に対応した2G(第2世代移動通信)フォールバック機能内蔵モジュール「u-blox LEXI-R4」を発表した。16×16mmサイズで、同社前世代品からフットプリントが40%縮小している。
ユーブロックスは2023年7月、LTE-MおよびNB-IoT帯域に対応した2G(第2世代移動通信)フォールバック機能内蔵モジュール「u-blox LEXI-R4」を発表した。同年9月末までに初回サンプルを提供する。
LTE-MおよびNB-IoT対応モジュール「u-blox LEXI-R4」 出所:ユーブロックス
サイズは16×16mmで、同社前世代品からフットプリントが40%縮小した。ペットや人を追跡する小型アセットトラッカーやラゲージタグ、マイクロモビリティ機器など、サイズに制約がある機器のほか、自動販売機や盗難車回収などの用途にも広く適用できる。
2Gフォールバック機能を備えていて、LTE-MおよびNB-IoTがまだ普及していない国などで、2Gネットワークへのフォールバックが可能となっている。
また、GNSS(全地球測位システム)バンドルに対応し、同社の「u-blox M10」ベースのGNSSモジュールと統合できる。「AssistNow」「CellLocate」といった測位サービスにも接続可能だ。
- スタンドアロンWi-Fiモジュール、ユーブロックス
ユーブロックスは、スタンドアロンWi-Fiモジュール「u-blox IRIS-W1」を発表した。デュアルバンドWi-Fi 6やBluetooth LE5.3、Thread、Matterに対応する。
- 最小のBluetooth AoAアンテナボード
ユーブロックスは、Bluetooth AoAアンテナボード「ANT B11」を発表した。アプリケーションボードと組み合わせることで、屋内測位用のAoAのアンカーポイントとして機能する。
- Wi-Fi、BLEデュアルバンドモジュール
ユーブロックスは、Wi-FiとBluetooth LEのデュアルバンドモジュール「NORA-W3」シリーズを発表した。2つの小型マイクロコントローラーを搭載し、モジュール上で完全な通信ファームウェアを動作可能にする。
- トライラジオ対応の無線モジュール
ユーブロックスは、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、IEEE 802.15.4を利用できる「MAYA-W2」トライラジオモジュールを発表した。産業オートメーションやスマートホームなどIoTアプリケーションに適する。
- AEC-Q104準拠、車載向けGNSS測位モジュール
ユーブロックスは、車載用途向けのGNSS測位モジュール「u-blox ZED-F9L」を発表した。最大動作温度は105℃で、「NavIC」など6種の衛星群を同時に利用できる。測位精度は、サブメートル級となっている。
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