STマイクロエレクトロニクスは、家電や産業機器向けに3A供給に対応した降圧DC-DCコンバーター「DCP3603」を発表した。3.3〜36Vの入力電圧範囲に対応。変換効率は最大93%だ。
STマイクロエレクトロニクスは2026年3月、家電や産業機器向けに3A供給に対応した降圧DC-DCコンバーター「DCP3603」を発表した。すでに量産を開始していて、単価は1000個購入時で約0.44米ドル(約70円)だ。
同製品は、3.3〜36Vの入力電圧範囲に対応した。スマートメーターや家庭用電化製品、24V系の産業機器などに適用できる。同期整流方式を採用し、500kHzまたは1MHzの固定スイッチング周波数が選択可能。変換効率は最大93%だ(12V入力、5V出力、600mA負荷時)
パワースイッチと補償回路を搭載した。インダクター、フィルターコンデンサー、ブートストラップ回路およびフィードバック抵抗のみを追加することで回路が完成する。基板面積の削減や設計簡略化、開発期間の短縮に寄与する。
強制PWMモード設定を採用した低ノイズ向けと、パルススキッピングモードによる軽負荷高効率向けの2種を用意した。いずれも周波数ディザリング機能を備えていて、スイッチングノイズを低減する。
静止電流は85μAと低く、イネーブルピンによるオフ制御にも対応するため、システム全体の消費電力を抑えられる。パッケージは6リードのSOT23を採用した。
評価用ボード「STEVAL-3603BC1」も提供する。ネジ端子やヘッダーを備え、容易に接続して動作確認を開始できる。
DC-DCコンバーターのレギュレーション
DC-DCコンバーターの効率と2種類のPWM制御モード
DC-DCコンバーターの突入電流と負荷の制限
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GaNトランジスタ採用パワーSiPの第2世代品、STマイクロCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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