富士電機は、省エネなど環境配慮を意識した製品の展示に力を入れる。注目すべきは、2015年に施行が開始される予定のトップランナー基準値をクリアしたというプレミアム効率モーターだ。
2013年7月17〜19日の3日間、メカトロニクス/エレクトロニクス関連の最新の要素技術が一堂に集結する「TECHNO-FRONTIER 2013」が開催される。
TECHNO-FRONTIER 2013の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、TECHNO-FRONTIER 2013の特設ページを設け、各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントリポートなどを紹介する。
今回紹介する富士電機は、“省エネ”に重点を置いた製品の展示やデモンストレーションに注力する。
>>3メディア合同「TECHNO-FRONTIER 2013特集」
富士電機のTECHNO-FRONTIER 2013におけるテーマは「Inovating Energy Technology」だ。これをテーマに選んだのは、「電気・熱エネルギー分野での研究開発に注力し、安全な接続環境を提供できる社会の実現に貢献したいため」としている。
同社は、電源展とモータ技術展に出展する。電源展では、サーバやストレージ向けの高効率のスイッチング電源、データセンター全体の低消費電力化に貢献するDC出力無停電電源装置(UPS)、高温環境に対応可能なUPSなど、各種電源ソリューションを展示する。これらに加えて、非常に低いオン抵抗を特徴とするジャンクションMOSFET、高い効率で変換を実現するディスクリートのIGBTといった、最新のパワー半導体製品も紹介する予定だ。
モータ技術展では、省エネに貢献する各種コンポーネント製品を展示する。目玉は、2015年度に施行が開始される予定のトップランナー基準値をクリアした、プレミアム効率のモーターだ。また、第6世代のIGBTモジュール「Vシリーズ」、「アドバンスドNPC 3レベルモジュール」など、小型パッケージかつ低損失を実現した各種IGBTも紹介する。
富士電機の担当者は、「パワー半導体をはじめ、UPS、スイッチング電源、モーターなどのパワーエレクトロニクス製品と、これらをベースとするソリューションを開発者自身がご紹介します。これらの展示やデモンストレーションを通して、当社の技術や問題解決力を実感していただきたい」と語っている。
会期 | 2013年7月17日(水)〜19日(金) |
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時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト |
富士電機 | ブースNo.:1F-207(電源展)、3C-207(モータ技術展) |
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