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最高感度1mA/divで計測できる高感度電流プローブテレダイン・レクロイ CP030A/CP031A

テレダイン・レクロイ・ジャパンは、微小電流測定用の高感度電流プローブ「CP030A」「CP031A」を発表した。小電力機器の微小な電流測定用として開発されたもので、最高感度1mA/divで計測できる。

» 2015年04月17日 09時30分 公開
[EDN Japan]

 テレダイン・レクロイ・ジャパンは2015年4月、微小電流測定用の高感度電流プローブ「CP030A」「CP031A」を発表した。小電力機器の微小な電流測定用として開発されたもので、最高感度1mA/divで計測できる。

1%の直流/低周波数精度

 CP030A/CP031Aは、従来製品の「CP030」「CP031」の最大連続電流30A、最大ピーク電流50Aを維持しつつ、1mA/divの高感度と1%の直流/低周波数精度を可能にした。また、直径5mmまでの電線にクランプできるため、幅広い用途に対応。測定帯域は、CP030Aが50MHz、CP031Aが100MHzとなっている。

MIC95410のイメージ

 さらに、同社の他製品と同様に、ProBusプローブ・インタフェースに対応している。オシロスコープから電源を供給する他、プローブと通信することでプローブの感度を調整したり、電流値を直読することも可能。そのため、オシロスコープの演算機能を使って電圧信号と掛け算をすることで、電力波形を作り出し、W(ワット)として直読できる。自動ゼロ調整やデガウスなどについても、オシロスコープ側から操作できる。

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