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従来比約45%薄型化を実現、低入力電流駆動のトランジスタ出力フォトカプラ東芝 TLP383

東芝の「TLP383」は、薄型パッケージを採用した低入力電流駆動タイプのトランジスタ出力フォトカプラである。従来製品に比べて約45%の薄型化を実現した。

» 2015年04月28日 14時25分 公開
[EDN Japan]

 東芝は2015年4月、薄型パッケージを採用した低入力電流駆動タイプのトランジスタ出力フォトカプラ「TLP383」の出荷を始めた。インバータ機器や汎用電源機器などの用途に向ける。

 TLP383は、独自開発の高出力LEDチップを採用することにより、同社従来品で保証してきた入力電流(IF)が5mA時の変換効率50〜600%を、0.5mAという低入力電流時にも同時に保証している。

TLP383の外観

 また、パッケージは最大厚み2.3mmのSO6Lで供給する。従来のDIP4製品に比べて厚みを約45%も薄型にしつつ、沿面・空間距離は最小8mmを確保し、絶縁耐圧は最小5000Vrmsを保証する。これまでのDIP4製品から新製品に置き換えることで、高さ制限の厳しい基板裏面などへの実装が可能となる。動作温度範囲は−55〜125℃、安全規格はUL、cUL、VDE、CQCを取得している。

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