日本テキサス・インスツルメンツは、1080p Picoディスプレイのアプリケーションを迅速に開発できる「DLP LightCrafter Display 4710 評価モジュール(EVM)」を発表した。
日本テキサス・インスツルメンツは2015年6月、1080p Picoディスプレイのアプリケーションを迅速に開発できる「DLP LightCrafter Display 4710 評価モジュール(EVM)」を発表した。デジタル・サイネージ、バッテリー動作または家庭用電源動作のモバイル・プロジェクタ、スクリーンレスTV、制御パネル、対話型ディスプレイ、ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ(HMD)をはじめとするウェアラブル機器などに向ける。
DLP LightCrafter Display 4710 EVMは、業界で最も小型とされるDLP Full-HDチップセット「0.47" TRP Full-HD 1080p チップセット」を迅速かつ簡単に評価できる。また、Mini HDMI(高精細度マルチメディアインタフェース)を装備し、さまざまなコンピューティング機器との間に、プラグアンドプレイ機能を提供できる。
さらに、micro-USBインタフェースを搭載し、USBベースのGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)により、チップセットの機能やペリフェラル群のリアルタイム評価を可能にした。量産品質レベルの光学エンジンを搭載したことで、製品開発サイクルを短縮できる。
既に出荷を開始しており、同EVMに組み込まれたチップセットには、「DLP4710」DMDの他、201ピンVFBGAパッケージの「DLPC3439」、放熱特性を強化した100ピンHTQFPパッケージの「DLPA3005」が含まれている。
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