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FPGAの性能を強化する設計ツールの最新版を発表ラティスセミコンダクター

ラティスセミコンダクターは、FPGA用設計ツール「Lattice Diamond」のバージョン3.7を公開したと発表した。ECP5/MachXO2/MachXO3 FPGAファミリーの性能を強化している。

» 2016年03月22日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ラティスセミコンダクターは2016年2月、FPGA用設計ツール「Lattice Diamond」のバージョン3.7を公開した。Lattice Synthesis Engineを拡張することで、小型/低消費電力のラティス製FPGAの実装が可能になるという。

ECP5/MachXO2/MachXO3 FPGAファミリーの性能を強化

「Mach XO3L」のイメージ

 Lattice Diamond設計ソフトウェアは、効率的な設計フローと使いやすいインタフェースを備えたFPGAツールスイートとなる。最新版のバージョン3.7では、ECP5/MachXO2/MachXO3 FPGAファミリーの性能を強化。ECP5-5Gファミリー用の最新ソフトウェアのアップデートや、新しいECP5 12Kデバイスに対応している。

 また、悪意ある消去コマンドに対抗するパスワード保護、ソフトエラーの検出と訂正(SED/SEC)や低電圧I/Oへの対応など、MachXO2/MachXO3 FPGAの拡張機能も備えた。

 MachXO2 QFN32パッケージに対応し、各種産業用アプリケーションにおける電源管理/ブリッジ機能/信号集約などの機能も搭載。ツールスイートで使用するLSE(Lattice Synthesis Engine)の改善で、実装面積を低減し、設計の生産性が向上するとした。

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