Nordic Semiconductorは、コネクテッドカーのワイヤレス給電に対応するSoC「nRF51824」の提供を開始した。車載用集積回路向けのストレス信頼性試験「AEC-Q100」を通過している。
Nordic Semiconductorは2016年6月、最新コネクテッドカーの車載アプリケーションと車載ワイヤレス給電に対応する、Bluetooth Low Energy(BLE) SoC「nRF51824」の提供を開始したと発表した。
nRF51824は、車載用集積回路向けのストレス信頼性試験「AEC-Q100」を通過した車載適合のSoCとなる。256Kバイトフラッシュと16KバイトRAMの派生製品である「nRF51822」をベースとし、これと同等の機能と性能を備えている。
また、1つの充電エリアで複数機器の充電に対応する同社のnRF5 SDK for Airfuel(旧A4WP)とS130 SoftDeviceに対応。インテリジェントシート、インテリジェントハンドル、リモートキーレスエントリー(RKE)システム、インテリジェントミラー、インフォテイメントシステム、事故/接触の予測システム、センサー間やスマートモバイル機器と通信する車載システムなどに適しているという。
nRF51824はサンプル出荷中で、6×6mmの48ピンQFNパッケージで提供される。
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