嵌合高さ1.2mmの電線対基板コネクターシステム:日本モレックス Pico-EZmate Slim
日本モレックスは、垂直嵌合(かんごう)のニーズに対応する、電線対基板用コネクターシステム「Pico-EZmate Slim」を発表した。嵌合高さ1.2mmの低背設計により、狭小空間での組み立て時間を短縮できる。
日本モレックスは2018年1月、垂直嵌合(かんごう)のニーズに対応する、電線対基板用コネクターシステム「Pico-EZmate Slim」を発表した。嵌合高さ1.2mmの低背設計により、狭小空間での組み立て時間を短縮できる。
電線対基板用コネクターシステム「Pico-EZmate Slim」
Pico-EZmate Slimは、基板用ヘッダー、ハウジング、圧着ターミナルから構成される。ワイヤハーネスを横からではなく、上からはめこむ垂直方向の嵌合に対応。また、極性キーの採用により、方向の誤りや誤嵌合の可能性が少なく、高速で確実な嵌合を可能にした。
最大電圧は50Vで、最大定格電流はAWG#28では2.5A、AWG#30では2.0A。動作温度は−25〜85℃に対応する。
同社では、より小型、低背な実装部品が求められるスマートフォンやタブレット、ポータブルゲーム機、電子たばこなどの電子機器での用途を見込んでいる。
- 非防水型の電線対基板コネクターの製品を拡充
日本モレックスは、小型電線対基板コネクターの製品ラインアップを拡充し、極数の異なる5製品を追加した。より小型のピンおよび端子を利用し、狭いスペースへの実装を可能にするという。
- 過酷用途対応の2mmピッチFPC対基板コネクター
日本モレックスは、自動車照明や家電、各種産業分野での過酷用途において、確実な嵌合(かんごう)と優れた省スペース性およびコスト効率性を発揮する、2.00mmピッチFPC対基板コネクターシステム「Flexi-Latch」を発表した。
- 15Aに対応、バッテリー接続用FPC対基板コネクター
SMKは、小型モバイル機器のバッテリー接続用にFPC対基板コネクター「FB-9」シリーズを開発した。電源端子部の定格電流は15Aで、同社従来製品の約2倍となる大電流に対応した。
- 補強金具兼用の電源端子付き基板間コネクター
日本航空電子工業は、電源端子付きの基板対基板接続用コネクター「WP27D」シリーズを発表した。堅牢構造のホールドダウン(補強金具)を採用し、嵌合時の破損を抑えて信頼性を高めた。
- 定格電流10Aのコネクターで信号端子4極タイプ
日本航空電子工業は、高電流対応の基板対基板接続用コネクター「WP10」シリーズに、従来の信号端子2極タイプに加えて4極タイプを追加した。定格電流は最大10Aとなる。
- オールプラスチックで軽量化、低背型コネクター
日本航空電子工業は、オールプラスチックによって軽量化した低背型コネクター「JN14」シリーズを発表した。ねじ止めで筐体に固定する嵌合(かんごう)固定方式を採用し、取り付け高さを抑えて小型・低背化した。
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