Vicorは、24V、28V入力アプリケーション向けに、20Aまでの安定化された5V出力を提供するZVS(ゼロ電圧スイッチング)降圧レギュレーター「PI3325-00-LGIZ」を発表した。ZVS方式により、高い入力電圧からでも低い電力損失で高効率に変換出力が行える。
Vicorは2018年1月、24V、28V入力アプリケーション向けに、20Aまでの安定化された5V出力を提供するZVS(ゼロ電圧スイッチング)降圧レギュレーター「PI3325-00-LGIZ」を発表した。10×14×2.5mmのLGA SiPパッケージで供給される。
入力電圧範囲は14〜42Vで、公称出力電圧は5.0V、電流は20Aとなる。ZVS方式を採用し、高い入力電圧からでも低い電力損失で高効率に変換出力が行える。出力インダクターと最小限の受動素子のみを必要とするため、実装面積を740mm2未満に抑えることができる。
また、レギュレーターの並列動作により、より大きな電流を出力することも可能だという。48V入力バージョンのZVS降圧レギュレーター「PI3525-00-LGIZ」とはピン互換性を備え、24V入力から48V入力に迅速に移行できる。
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スイッチングレギュレーターで電力を安定化するにはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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