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4.2μm裏面照射ピクセルCMOSイメージセンサーオンセミ AR0221

オン・セミコンダクターは、1/1.7型、2.1Mピクセルの高感度CMOSイメージセンサー「AR0221」を発表した。4.2μm裏面照射(BSI)ピクセルの低照度と、優れたSN比性能で産業用途に適している。

» 2018年04月23日 09時00分 公開
[EDN Japan]

低照度と優れたSN比性能で産業用途に最適

高感度CMOSセンサー「AR0221」

 オン・セミコンダクターは2018年4月、1/1.7型、2.1Mピクセル(1936×1096画素)の高感度CMOSイメージセンサー「AR0221」を発表した。4.2μm裏面照射(BSI)ピクセルの採用が特長で、クラス最高の低照度感度を達成。3露光線インターリーブHDRを提供する。

 フレームレートは1080pで30フレーム/秒(fps)。SN比(信号雑音比)性能に優れ、可視光と近赤外の波長にわたってサポートする。色鮮やかで16:9のハイコントラスト画像は、高品質画像が要求される産業用途に適している。

 動作温度範囲は−30〜85℃で、厳しい条件の屋外環境でも動作する。2線式シリアルインタフェースを通して、プログラムによる制御が可能だ。

 カバーグラスに反射防止コーティングを施した耐久性、信頼性、堅牢性の高いiBGAパッケージ(12mm×9mmサイズ)で提供される。用途はセキュリティカメラやアクションカメラなどを見込んでおり、現在生産中だ。

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