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最大5Gビット/秒対応の送差動伝送標準ケーブル沖電線 HSDSケーブルシリーズ

沖電線は、デジタルインタフェースケーブルとして、さまざまな用途に使用できる差動伝送標準ケーブル「HSDSケーブル」シリーズを発表した。最大5Gビット/秒までの高速伝送に対応し、汎用性を高めた。

» 2019年05月07日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 沖電線は2019年4月、デジタルインタフェースケーブルとして、さまざまな用途に使用できる差動伝送標準ケーブル「HSDSケーブル」シリーズを同月kara

発売すると発表した。差動伝送に対するケーブル構造の最適化を図り、高速伝送に対応したことで、汎用性を高めた。

左=差動伝送標準ケーブル「HSDSケーブル」シリーズ/右=可動配線用8対+5心の構造例

固定配線用と可動配線用全8種をラインアップ

 伝送レートは、最大5Gビット/秒まで対応。デジタルインタフェースの差動伝送技術である、1.923Gビット/秒のLVDS(Low voltage differential signaling)規格を超える速度に対応した。

 固定配線用と可動配線用をそろえ、差動伝送ライン(高速ライン)は、2、4、6、8対を用意。制御ラインは両タイプとも5心。制御ラインを含め、多目的に使いやすい対心数構成とした。

 使用温度範囲は−10〜50℃で、絶縁抵抗は1000MΩ・km以上、耐電圧は1分間AC500V。可動配線用の摺動耐久は1000万回以上で、可動機構への実装に対応する耐久性を備えた。

 在庫化による即納と販売長10mからのカット販売にも対応し(10m単位)、必要な時に必要な量だけ購入できる。同社では、2020年度の販売目標を1億円以上としている。

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