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CAN FD Class3対応のコモンモードチョークコイル村田製作所 DLW32SH101XF2

村田製作所は、次世代車載ネットワーク規格CAN FD対応の巻線コモンモードチョークコイル「DLW32SH101XF2」を発表した。IEC62228-3でCAN FD用CMCCに求められる、DCMR Class3に適合している。

» 2019年09月10日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 村田製作所は2019年7月、次世代車載ネットワーク規格CAN FD対応の巻線コモンモードチョークコイル(CMCC)「DLW32SH101XF2」を発表した。IEC62228-3でCAN FD用CMCCに求められる、DCMR(Differential to Common Mode Rejection) Class3に適合している。同年8月から量産を開始している。

CAN FD対応巻線コモンモードチョークコイル「DLW32SH101XF2」

最も厳しいDCMR Class3に適合

 DCMRは、ディファレンシャル成分がコモン成分に変わるモード変換量のことを示す。DLW32SH101XF2は、CMCCを構成する2つのコイルの特性ズレを極小化し、DCMRの悪化を抑えた。これにより、最も厳しいDCMR特性のClass3に適合。特に、数百kHz以上の低周波数帯では、最高水準のDCMRを満たすとしている。

 定格電流は115mA、定格電圧は50VDC、耐電圧は125VDC。直流抵抗は最大2.1Ω、絶縁抵抗は最小10MΩで、コモンモードインダクタンスは100μH。サイズは3.2×2.5mmと小型で、質量は0.069g。車載電子部品規格AEC-Q200に準拠し、−40〜+125℃の温度範囲で使用できる。

 主な用途として、データ伝送速度最大1Mビット/秒のCANからより高速なCAN FDへの置き換えが進む、自動車のパワートレイン、セーフティーなどを見込む。

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