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CC EAL 6+準拠のセキュリティコントローラーインフィニオン OPTIGA Trust M

インフィニオン テクノロジーズは、デバイスのセキュリティを強化するセキュリティコントローラー「OPTIGA Trust M」を発表した。国際規格CC EAL 6+に準拠し、非対称暗号のセキュリティを提供する。

» 2019年09月26日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 インフィニオン テクノロジーズは2019年8月、デバイスのセキュリティを強化するセキュリティコントローラー「OPTIGA Trust M」を発表した。国際規格CC EAL 6+に準拠し、非対称暗号のセキュリティを提供する。

セキュリティコントローラー「OPTIGA Trust M」

システム全体のセキュリティを強化

 OPTIGA Trust Mは、固有のデバイス認証情報をセキュアに内蔵し、システム全体のパフォーマンスを向上できる。ソフトウェアのみのソリューションと比較した場合、デバイスのクラウド接続を最大10倍高速化する。

 導入時には、同社工場内で、デバイス識別に使用する証明書やキーペアなどの情報を事前に書き込める。また、ターンキーソリューションとして、暗号化ツールボックスや保護機能付きI2Cインタフェースを搭載。GitHub上でソースコードを公開しており、組み込みシステムの設計、統合、展開などの作業を簡素化する。

 現在供給中で、セキュリティソリューションの統合を簡素化する評価キットも提供している。主な用途として、産業や建築業におけるオートメーション、スマートホームや家電製品などのソリューションを見込む。耐用年数は約20年。現場でのアップデートも可能だ。

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