最大8台のIO-Link機器を接続するゲートウェイ:フエニックス・コンタクト IO-Linkゲートウェイ
フエニックス・コンタクトは、最大8台のIO-Link機器に接続可能なマルチプロトコル対応ゲートウェイ「IO-Linkゲートウェイ」を発売した。OPC-UAをはじめとする産業ネットワークから、IO-Linkデバイスへ接続できる。
フエニックス・コンタクトは2019年10月、マルチプロトコル対応ゲートウェイ「IO-Linkゲートウェイ」を発売した。OPC-UAをはじめとする産業ネットワークから、IO-Linkデバイスへの接続が可能になる。
マルチプロトコル対応「IO-Linkゲートウェイ」
クラスAのIO-Linkマスターを8ポート備え、最大8台のIO-Link機器に接続できる。入力電圧は24V、入力電流は3.5mAで、出力電圧は24V、出力電流は1.6A。PROFINET、EtherNet/IP、Modbus、OPC UAへの通信をサポートする。
また、標準センサーを接続するための8つの補助デジタル入力により、対応可能なアプリケーションを拡張できる。他に、冗長入力電源接続やプラグインPush-in端子台を備える。
インタフェースがEtherNet/IPの「IOL MA8 EIP DI8(1072839)」、PROFINETの「IOL MA8 PN DI8(1072838)」の2種類を提供。通信速度は10/100Mビット/秒(オートネゴシエーション付き)で、3線式接続を使用したポイントツーポイント通信に対応する。
Webサーバを搭載しており、Webベースの管理ができる。IO-Linkゲートウェイ接続した機器は、Webサーバ経由で簡単にパラメーターを設定できる。
- 主要メッシュネットワークに対応したモジュール
シリコン・ラボラトリーズは、主要メッシュネットワークに対応した「MGM210x」「BGM210x Series 2」モジュールを発表した。スマートLED照明、ホームオートメーション、工業用IoT向けのワイヤレスソリューションの開発を支援する。
- LoRaWAN/Wi-Fi対応のIoT向けNode Module
菱洋エレクトロは、LoRaWANとWi-Fiに対応した「IoTシステムPoC用 Node Module」を開発した。十数種類の「Grove」センサーに対応し、接続した複数のセンサーのデータを迅速に取得できる。
- IoT、M2M用途の産業用4Gルーター
フェニックス・コンタクトは、IoT、M2M用途の産業用4G LTEルーター「EW-50」の国内販売を開始した。−30〜+70℃と広い温度範囲で動作し、多様な接続方式に対応。充実したセキュリティ、ロギング機能も備える。
- Wi-Fi/Bluetooth同時接続を搭載したマルチ無線ゲートウェイ
ユーブロックスは、Wi-FiとデュアルモードBluetoothの同時接続をサポートする、マルチ無線ゲートウェイモジュール「NINA-W15」を発表した。Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)とBluetooth Low Energy、Bluetooth BR/EDRを同時にサポートする。
- バッテリー駆動のIoT向けセルラーゲートウェイ
ディジ インターナショナルは2016年6月、無電力・低電力でも利用できるセルラーゲートウェイ「Digi Connect Sensor」を発表した。平均寿命2〜3年の非充電式バッテリーで駆動するため、追加インフラ、電源、サードパーティー製アプリケーションを必要としない。
- 10Gbps Wi-Fi対応のレジデンシャルゲートウェイ
フリースケール・セミコンダクタは、新たなQorIQ LS1043Aベースのレジデンシャルゲートウェイを開発した。ARMv8ゲートウェイSoCのQorIQ LS1043Aと、QSR10G 10G Wave 3 802.11ac Wi-Fi製品ファミリをベースとしている。
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