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LoRaWAN/Wi-Fi対応のIoT向けNode Module菱洋エレクトロ IoTシステムPoC用Node Module

菱洋エレクトロは、LoRaWANとWi-Fiに対応した「IoTシステムPoC用 Node Module」を開発した。十数種類の「Grove」センサーに対応し、接続した複数のセンサーのデータを迅速に取得できる。

» 2019年06月27日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 菱洋エレクトロは2019年6月、LoRaWANとWi-Fiに対応した「IoT(モノのインターネット)システムPoC(Proof of Concept)用 Node Module」を開発したと発表した。十数種類の「Grove」センサーに対応し、接続した複数のセンサーのデータを迅速に取得できる。

 各種センサーに対応したベースボード(共通)と、LoRaWANやWi-Fiを選択可能な通信基板の2ユニットで構成される。汎用コネクターを搭載しており、ユーザーの開発環境へ通信基板を接続することも可能だ。また、PoC途中でも、センシング機能を変更、追加できる。

「IoTシステムPoC用 Node Module」

接続するだけでセンシング動作が可能

 センサーアプリソフトウェアを実装済みで、接続するだけで複数のセンサーデータを取得できる。ソフトウェア開発の必要はない。

 周波数は、LoRaWANが860M〜930MHz、Wi-Fiが2.4GHzに対応。温度、湿度、圧力、加速度、照度などのセンサーをサポートし、I2C、SPI、UART、GPIO、アナログなどのインタフェースを搭載している。

 サイズは70×35×105mmで、−10〜+60℃の温度範囲で動作する。バッテリー駆動(約1年の連続使用が可能)と外部電源に対応する。なお、LoRaWAN対応品は村田製作所のLoRaモジュール「CMWX1ZZABZ-078」を使用する。

一般的なIoTプラットフォームの概念

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