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三相ブラシレスモーター用プリドライバIC東芝 TC78B027FTG

東芝デバイス&ストレージは、三相ブラシレスモーター用プリドライバIC「TC78B027FTG」を発表した。自動位相調整機能と回転速度制御機能を内蔵し、高効率かつ高速回転を必要とする機器に適用できる。

» 2019年11月18日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 東芝デバイス&ストレージは2019年10月、三相ブラシレスモーター用プリドライバIC「TC78B027FTG」の量産を開始した。独自の自動位相調整機能と回転速度制御機能を搭載し、サーバ冷却ファンやブロワーなど、高効率かつ高速回転を必要とする機器に適用できる。

三相ブラシレスモーター用プリドライバIC「TC78B027FTG」

独自の自動位相調整機能を搭載

 TC78B027FTGは、FETを内蔵した「TC78B025FTG」のプリドライバタイプとして開発。独自のモーター駆動技術「InPAC」による自動位相調整機能を搭載し、幅広い回転域で効率を自動調整する。

 また、モーター回転速度帰還による回転速度制御(クローズドループ)機能を内蔵している。内部非揮発性メモリ(NVM)で細かな速度プロファイルを設定可能で、電源電圧変動時や負荷変動時の回転速度変動を抑えることができる。外部FETのゲート駆動電流も内部NVMにより設定できるため、さまざまな外付けFETに対応する。

 駆動方式は、正弦波駆動方式を採用。動作電圧範囲は5〜16Vで、−40〜+105℃の温度範囲で動作する。4×4×0.9mmのVQFN24パッケージで提供される。

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