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105℃対応のBluetooth 5.2無線通信モジュール太陽誘電 EYSPBNZUA

太陽誘電は、Bluetoothの最新コア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSPBNZUA」を発表した。高温や発熱を伴う環境下での使用を想定し、使用温度範囲の上限を+105℃に拡大している。

» 2020年08月21日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 太陽誘電は2020年8月、Bluetoothの最新コア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSPBNZUA」を発表した。使用温度範囲の上限を+105℃に拡大している。サンプル単価は3000円で、同月中に量産を開始する。

無線通信モジュール「EYSPBNZUA」

高温環境向けに温度上限をアップ

 EYSPBNZUAは、消費電力の低いBluetoothに対応することで、センサーノードなど小型のIoT(モノのインターネット)関連機器でも使用を可能としている。また、工場や屋外など高温環境下に設置することを想定し、使用温度範囲の上限を従来品から20℃高め、−40〜+105℃まで対応可能にした。そのため、耐熱性が問題となるLED照明など、オフィスやホームオートメーション関連機器にも利用できる。

 サイズは10.0×15.4×2.0mmで、128KバイトのRAMを搭載している。動作電圧は1.7〜5.5V、出力は代表値で+8dBm。日本、北米、欧州の認証を取得済みだ。

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