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リモートセンサー向け、1-WireとI2C/SPIのブリッジICマキシム DS28E18

Maxim Integrated Productsは、リモートセンサー向けの1-Wire-I2C/SPIブリッジIC「DS28E18」を発表した。ホストシステムから2本の配線だけでセンサーを制御し、自律動作する。

» 2020年08月27日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2020年8月、リモートセンサー向けの1-Wire-I2C/SPIブリッジIC「DS28E18」を発表した。1000個以上購入時の単価は0.64米ドルで、単価89.25米ドルの評価キット「DS28E18EVKIT#」も提供する。

1-Wire-I2C/SPIブリッジ「DS28E18」

 同社の1-Wireプロトコルを用いてI2CやSPI対応のリモートセンサーに接続する通信ブリッジで、ホストシステムから2本の配線だけでセンサーを制御できる。従来品はI2C接続ノードで4本、SPI接続ノードで6本の配線が必要だった。

最大接続長100m

 接続長は最大100mとなっており、最大5つのエクステンダーやスイッチIC、外部電源を削減できる。接続したデバイスの自律動作用に512バイトのコマンドシーケンサーも備える。

 また、ホスト側マイクロコントローラーのプログラマブル入出力ポート1つで10〜20ノードのネットワークを運用できるため、ホスト側マイクロコントローラーのソフトウェアや設計の簡素化に寄与する。

 動作温度範囲は−40〜+85℃、動作電圧範囲は2.97〜3.63V。パッケージは2×3×0.75mmの8ピンTDFNを採用した。

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