BluetoothとBLEの双方に対応する通信モジュール : SMK BT801シリーズ
SMKは、通信モジュール「BT801」シリーズとして、「BT801」「BT801-AP2」を発表した。Bluetooth ClassicとBluetooth Low Energyの双方に対応したデュアルモードBluetoothモジュールで、従来品と互換性があるため、容易に置き換えられる。
SMKは2020年10月、Bluetooth ClassicとBluetooth Low Energy(BLE)の双方に対応したデュアルモードBluetoothモジュール「BT801」シリーズとして、「BT801」「BT801-AP2」を発表した。
デュアルモードBluetoothモジュール「BT801」シリーズ
両製品は、大容量のデータを高速伝送できるBluetooth Classicと、低速であるものの低消費電力でIoT(モノのインターネット)機器に適したBLE両方のアプリケーションを内蔵している。
BT801は、BluetoothプロファイルのSPP(Serial Port Profile)とSMKが開発した通信サービスSSS(SMK Serial port Service)を実装しており、どちらも容易に使用できるコンプリートモジュールだ。BT801-AP2は、BT801の機能に加えてAppleのiAPプロトコルにも対応しており、「iPhone」や「iPad」とのデータ通信が可能となっている。
両製品は、同社従来品 「BT401」シリーズと形状が同じで端子に互換性がある。コマンドも上位互換となっているため、置き換えが容易だ。
サイズは両製品とも25.0×11.0×2.3mmで、動作温度範囲は−40〜+85℃。モバイルプリンタやバーコードリーダー、計測器、ヘルスケア機器、スマートフォンアクセサリーなどでの用途が見込まれる。
既に受注を開始しており、量産開始はBT801が2020年12月、BT801-AP2が2021年3月を予定している。
105℃対応のBluetooth 5.2無線通信モジュール
太陽誘電は、Bluetoothの最新コア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSPBNZUA」を発表した。高温や発熱を伴う環境下での使用を想定し、使用温度範囲の上限を+105℃に拡大している。
Bluetooth5対応独自ソフト内蔵の無線通信モジュール
太陽誘電は、Bluetooth 5対応の無線通信モジュール「EYSKJNAWB-WX」を発表した。独自ソフトウェアを搭載し、外部から簡単なコマンドを入力するだけで無線通信を確立する。低消費電力で稼働することが求められる、小型IoT関連機器に適している、としている。
長距離通信に対応した車載、産業用途向けMCU
NXPセミコンダクターズは、マイクロコントローラーの「KW3x」シリーズに、車載および産業用途向けとなる「KW39」「KW38」「KW37」を追加した。Bluetooth 5.0ロングレンジ機能と拡張Bluetoothアドバタイジングチャンネルを搭載する。
CPU搭載メッシュWi-Fi組み込みモジュール
サイレックス・テクノロジーは、メッシュ型の無線LANネットワーク環境を自律的にに構築し、搭載機器同士をシームレスに接続する、CPU搭載型メッシュWi-Fi組み込みモジュール「MNS-300EM」を発売した。
802.11ac対応の無線通信モジュール
太陽誘電は、IEEE 802.11acに準拠し、最大433Mビット/秒の高速通信に対応した無線通信モジュール「WYSAGVDXG」「WYSEGVDXG」を発表した。
Wi-Fi/Bluetooth同時接続を搭載したマルチ無線ゲートウェイ
ユーブロックスは、Wi-FiとデュアルモードBluetoothの同時接続をサポートする、マルチ無線ゲートウェイモジュール「NINA-W15」を発表した。Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)とBluetooth Low Energy、Bluetooth BR/EDRを同時にサポートする。
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