発振器、同調回路、電流計、電圧計から構成される測定器であり、コンデンサーやインダクターのQ値やインピーダンスを測定することができる。
Qメーターも操作に熟練が必要なため、LCRメーター登場により使われることは非常に少なくなった。
インピーダンスの測定基本原理と同じ構成でインピーダンスを測定する方法である。
I-V法では、発振器の電圧と負荷に流れる電流の測定が必要になる。電圧と電流の位相差を考慮しない測定であれば、交流電圧計やデジタルマルチメーターが用いられる。位相差を含めた正確な測定を行う場合はロックインアンプ、周波数特性分析器(FRA)、電力計が用いられる。
I-V法は、LCRメーターでは測定しにくい大型のリアクトル(コイル)のインダクタンスを測定する場合に使われている。ほかにも、負荷装置などと組み合わせて測る電気化学分野ではI-V法が使われている。
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