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IEEE 802.3ch MultiGBASE-T1対応オプションローデ・シュワルツ K88

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、車載Ethernet規格「IEEE 802.3ch MultiGBASE-T1」に対応した試験ソリューションとして、同社のオシロスコープ「R&S RTO」および「R&S RTP」に、新たなオプション「K88」を追加した。

» 2021年04月19日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2021年4月、車載Ethernet規格「IEEE 802.3ch MultiGBASE-T1」に対応した試験ソリューションとして、同社のオシロスコープ「R&S RTO」「R&S RTP」に、新たなオプション「K88」を加えたと発表した。

IEEE 802.3ch MultiGBASE-T1対応オプション「K88」

 MultiGBASE-T1は、1000BASE-T1と異なり、シンボルレート1.4、2.8、5.6GHzによるPAM4変調を利用するもので、2.5G、5G、10Gビット/秒の転送速度に対応している。

IEEE802.3ch規格に準拠した試験が可能

 K88をオプションとして追加したことで、R&S RTO K88およびR&S RTP K88は、IEEE802.3ch仕様の物理層(レイヤー1)に基づいた、MultiGBASE-T1対応のトランスミッター認証ソリューションになった。車載ネットワークやデータ送信への高速要求に対応する、IEEE802.3ch規格に準拠したコンプライアンス試験が実施できる。

 また、両ソリューションは、最新のユーザーインタフェースを採用しており、テストのガイド機能や総合的なレポート機能を容易に利用できる。なお、両ソリューションともに既に販売を開始している。

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